今日の企業無線LANへの期待
今日のCIOは技術への投資効果に対する厳しい要件に応えなければなりません。無線LANに関しても例外ではありません。数年前まではEメールやWeb、ゲストアクセスに対応するだけの少数のアクセスポイントを会議室などに設置するだけで十分でしたが、利用空間を広げるための今日の多大な投資に対しては、従業員の生産性を高めるだけでなく、正確なROIを示さなければなりません。
今日、ROIを高めるにはアプリケーションが重要となります。企業での顧客サービス、病院での患者治療、学校での生徒教育において、モバイル・アプリケーションやデバイスの利用は増え続けています。例えば看護士は無線VoIP電話端末を通じて患者の状態を医師に報告することができ、教師はモバイル・コンピュータルームにより、生徒にオンラインでの新しいタイプの教育を施すことができます。会社の従業員はデュアルモードの携帯端末を所持していれば、社内の廊下等では内線で、外で顧客と接しているときは外線の携帯電話ネットワーク上で常に1つの電話番号でつながることができます。病院の輸液ポンプなどの高価なモバイル資産の院内での所在を、ロケーション技術を用いてトラッキングすることでさらなる有効利用が可能となり、コスト高な減価償却費の削減にもつながります。メトカーフ法で考えると、無線LANの価値はモバイルでユーザがこれらのアプリケーションにアクセスすればする程増加します。
しかし、これらのモバイル・アプリケーションの配信が安定していないと恩恵をフルに受けることはままなりません。従来の無線LANソリューションができることは限られています。コンピュータルームの生徒の10%は学習するよりも接続に時間をかけています。病院では無線VoIP電話端末が通じなくなるポイントの床にテープでマーキングしています。投資を確実に回収する唯一の方法は、ネットワーク上で稼動するユーザ数やアプリケーション数に関わらず、アプリケーションの安定した配信を確保する最先端の無線インフラに投資することです。
安定したモバイル・アプリケーションの配信には、以下の項目を熟慮してネットワーク・インフラを構築する必要があります:
- 拡張性
- パフォーマンスと信頼性
- セキュリティ
- 管理と実装
- ソリューションの安定性

