2009 年 6月 22日(月)
メルー・ネットワークスのE(z)RF Network Managerで無線LANにおけるイベントベースのフォレンジックを実現
ネットワークの「リワインド(再現)」機能と推論エンジンにより、トラブルシューティングを大幅に効率化し、ユーザのダウンタイムを削減
ワイヤレスVoIPインフラ・ソリューションのグローバルリーダであるMeru Networks株式会社(以下メルー・ネットワークス)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:末松 秀明)は本日、無線LAN管理システム『E(z)RF Network Manager 2.0』を発表しました。同製品では単純に統計情報を収集するのではなく、無線プロトコル上のクライアントとネットワーク間の通信イベントを全て記録します。メルー・ネットワークスのE(z)RF Network Manager 2.0は、WLAN管理を根本的に変える新たな手法を用いており、イベント・レコーディング、データ・マイニング、ナレッジベースの推論エンジンを組み合わせることで、トラブルシューティングに要する時間を短縮し、ユーザのダウンタイムを大幅に抑制することができます。
E(z)RF Network Manager 2.0は、過去の無線のイベントをすべて蓄積しているため、ネットワーク担当者がWLANシステムを「リワインド(再現)」することが可能となり、過去のイベントのシーケンスを再作成し、クライアントの障害要因をいつでもピンポイントで迅速に突きとめることができます。また、記録されたイベント全般にわたり自動的に相互比較し、潜在的に発生し得る問題を的確に推測します。
E(z)RF Network Manager 2.0は、企業の成長に対応できる拡張性を持たせており、複数の拠点にわたり、最大25,000台のアクセスポイントと数百台のコントローラを管理できます。また、1つのコンソールから、コントローラ、アクセスポイント(AP)、個々の無線クライアント機器など、インフラの各レベルでのアクティビティの詳細をドリルダウンして確認することもできます。
フォレンジック・トラブルシューティング:ネットワーク障害発生時に遡り検証
一般的なWLAN管理システムでは、通常、定期的にネットワークを調査し、スループット、パケットロス、シグナル強度などの統計データをレポートします。しかし、このような単純な統計データだけではネットワーク障害の原因を解明・修復することは困難と言えます。ネットワーク担当者は障害の原因を突きとめるために、個々のデータを相互比較しなければならず、時間と労力を要するプロセスを踏むことにより、その間のユーザの生産性を著しく低下させてしまいます。それとは対照的にE(z)RF Network Manager 2.0では、すべてのクライアントと無線インフラの状態を常時監視し、無線のイベントとクライアントの通信内容をキャプチャして保存することで、無線LANの管理業務を大幅に削減することができます。
- E(z)RF Network Manager 2.0では、クライアントのすべてのステート(接続、認証、ステーション・ハンドオフ、DHCPイベント、IPアドレス・ディスカバリなど)を記録し、マイニングのために保存します。単に定期的に統計値を収集するのではなく、クライアントとネットワークの通信イベントをキャプチャし、必要時にネットワークの履歴状態を再作成できるようにすべての重要なクライアント情報を保持します。
- プロアクティブなナレッジベースの推論エンジンにより、記録した全イベント情報を自動的に相互比較し、クライアントとインフラにおける潜在的障害の推測情報を事前に生成します。推論エンジンは現在、障害が発生する可能性のある100件以上の関連イベント・パターンを特定できますが、データを蓄積していくことで新たなパターンの予測も可能になります。
- 高度な「トレンド・ダッシュボード」では、無線とクライアントの両方における高ノイズまたはパケットロスなどの無線メトリクスを筆頭に、WLANの全般的なトレンドの集計データを表示しますが、さらにコントローラ、AP、及び個々のクライアントに至るまで、インフラ全般をドリルダウンして利用傾向やイベントの完全履歴を確認できます。ヘルプデスク担当者は、クライアントMACアドレスと障害が発生した期間を入力することで、イベントの正確なシーケンスを再生できます。また、APやクライアント機器をWLAN「ヒートマップ」に配置し、過去の無線周波数の状態を視覚的に再現することができます。
イベントベースの診断:従来のWLAN管理の手法から最新システムに移行
メルー・ネットワークスのプロダクト・マネジメント担当ディレクタであるSri Juvvadiは、次のように述べています。
「WLAN診断でイベントベースの手法を取り入れたことで、従来の無線ネットワーク管理技術では不可能な、より簡単かつ迅速なトラブルシューティングが可能になります。通常、ヘルプデスク担当者が問題を解決しようとする場合、ダイナミックな無線周波数の環境はすでに変化しており、障害要因の証拠は跡形もなく消えてしまっています。どのイベントが障害発生の原因となっているか把握できないと、インフラに問題があったのか、またはクライアントに問題があったのか、あるいは接続プロセスのどの段階で障害が発生したのかを解明する手段がありません。E(z)RF Network Manager 2.0により、関連する一連のイベントや無線周波数の状態をすぐに遡って調べることができるので、トラブルシューティングの時間を劇的に短縮できるのです。無線ネットワークでは、1つの症状に対して複数の要因がある場合があります。これまでの統計データを利用したRF管理ツールでは、問題の原因を解明するために、膨大なWLANデータを調査し、広範なログをチェックしてエンドユーザのトラッキングやパケット・キャプチャを行なわなければなりませんでした。それに対してE(z)RF Network Manager 2.0のプロアクティブなイベント相互比較機能により、これらのプロセスを排除できます。例えば、クライント機器がIPアドレスのアサインがないにも関わらず、多くのAPの再アソシエーションが見られる場合、推論エンジンが自動的に原因をDHCPサーバの不具合にあると推測します。E(z)RF Network Manager 2.0ではユーザが障害を報告する前にアラートを発します。」
E(z)RF Network Manager 2.0でWLAN管理を簡素化
メルー・ネットワークスのAPを200棟で2,500台以上実装している、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で無線サービス担当マネージャを務める、James F. Eyrich氏は以下のようにコメントしています。
「無線に関する問題は発生後迅速に対応する必要があります。しかし、問題を解決するためにエラーログを調べたり、問題の発生現場まで出向いたり、ユーザに機器を持参してもらったりするのはとても骨の折れる仕事です。E(z)RFにより、日々の管理業務の負荷が減り、ネットワークの過去の状態にまで遡れることで、問題発生時に何が起こっていたか確認することができます。」
ノースカロライナ大学シャーロット校のネットワーク・サービス・スペシャリストであるBrian Fruits氏は次のように説明しています。
「E(z)RF Network Manger 2.0のシステムは、モニタリング、レポーティング、そして重要なトラブルシューティング・ツールの機能を搭載しています。今日の無線ネットワーク・システムではあらゆる技術が利用されていますが、個々のコンポーネントを1つ1つ監視することは難しい状況です。E(z)RFはワンストップ・サービスを可能にしているので、我々の無線環境における総合的な診断と詳細診断を迅速に切り替えて行なうことができます。これにより、トラブルシューティングの時間を大幅に削減でき、結果として問題発生時のユーザのダウンタイムも減らせます。さらに、詳細な統計データを元に過去の傾向分析が行なえるので、キャパシティ・プランニングに大いに役立っています。」

E(z)RF Network Manger 2.0 管理画面
(日本国内発売日)
2009年6月22日
(販売価格)
各販売代理店にお問合わせ下さい。
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Meru Networks について
メルー・ネットワークスは2002年に設立され、仮想化を活用した無線LANインフラ・ソリューションを開発しており、あらゆるシーンで利用される通話、映像、データ・アプリケーション向けの広範なHi-Fi無線サービスを提供しています。メルー・ネットワークスは、2003年に高度な技術を駆使したバーチャルセル無線アーキテクチャを発表し、従来のハブベースのWLANシステムとは異なり、パフォーマンス、信頼性、セキュリティ、及びコスト効率性が、有線ネットワーク環境並みの無線ソリューションの提供を開始しました。メルー・ネットワークスのソリューションは、Fortune 500企業、及び医療・病院、教育、流通、製造、ホテル/サービス、政府関連機関といった業界で幅広く利用されています。メルー・ネットワークスは本社をカリフォルニア州サニーベールに置き、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア・パシフィックの各地域でビジネスを展開しています。詳細は www.merunetworks.co.jp をご覧ください。
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
【Meru Networks 株式会社 概要】
| 商号 | Meru Networks (メルー・ネットワークス) 株式会社 |
| 設立 | 2005 年 3 月 |
| 代表 | 代表取締役 末松 秀明 (すえまつ ひであき) |
| 所在地 | 〒101-0047 東京都千代田区内神田 3-14-8 ニシザワビル 6F |
| 連絡先 | TEL: 03-5297-1221 FAX: 03-5297-1222 |
| URL | http://www.merunetworks.co.jp/ |
【本社 Meru Networks,Inc. 概要】
| 商号 | Meru Networks, Inc. |
| 設立 | 2002 年 |
| 代表 | President & CEO Ihab Abu-Hakima (イハブ・アブー・ハキマ) |
| 所在地 | 894 Ross Drive Sunnyvale, CA 94089, USA |
| 最新プレスリリース | 2008年 | 2007年 |
